3/12は尾道観光☆
千光寺へあがるロープウェイへむかったところ、乗り場の近くに「艮(うしとら)神社」をみつけ立ち寄りました。
樹齢900年といわれる楠があると聞いていたからです。
写真では迫力がいまいちになっちゃいましたが、本当に大迫力。
木の幹の太さや、伸びた枝にはえた草?コケ?が重ねた年月のすごさを感じさせて、生命エネルギーをいただける気がします。
艮神社参拝後、千光寺行きロープウェイへ。
ロープウェイはさきほどの楠の真上を通るので、大樹を別の角度からみれて素敵です。
千光寺に着くと看板のところに野良猫さんがお出迎え。さすが尾道、猫の街。
千光寺はとても広くて、どこに歩いても尾道の街を見下ろす絶景ばかりで気持ちよかったです。
文学のこみちという、大きな自然の石に様々な作家や詩人の作品の一部が刻まれたものとかを眺めて下っていきました。
千光寺への行きはロープウェイに乗りましたが、帰りは歩いておりました。
途中「猫の細道」とよばれるところを通りました。
福石猫という、石に猫の絵が描いてあるものが、そこかしこに置かれているのです。古風でかわいい。
隠れミッキーとまではいきませんが、道をよく見たら猫の絵になっているところもありました。
もちろん千光寺から下におりる道中に、本物の猫さんたちにも7匹くらい出会いました。
車が通れないような細い道ばかりだし、猫の街として長い所だから猫をいじめるような人がいないんでしょうね、出会っても走って逃げてくような子はいませんでした。たいてい触らせてくれる、人に慣れてる子ばかりでした。
この子は私のすぐ横をスタスタと歩いて行った、実家のまさむねくんに似た子
この子はお腹が大きい妊婦さんでした。美人。
そしてこの子が今回の旅で一番の思い出。
食べログで人気だった「ネコノテパン工場」というお店に行ったんですよ。
お会計をすませて店員さんに袋を渡されるとき
「お店の外に猫ちゃんがいると袋にめがけてとびついてくるかもしれないので、猫ちゃんに出会ったら猫ちゃんの届かないところに袋を隠してくださいね
」と言われまして、てっきり尾道は猫の街&ウチのパンは猫ちゃんがとびつくほど美味しいんですよ~というサービストークかと思って軽く流してたんですよ。

そして店を出てすぐ↑の写真の茶トラ猫ちゃんに会いました。
これまで会った他の猫ちゃんのように「あら~こんにちは~」となでようと近づいたところ・・・
ビックリする勢いでパンの袋にかじりついてきました(笑)
しかもちょっと怒ったくらいじゃ離れない。スッポンのようにガッチリかみついてる。
私は猫を飼って慣れてるから首の後ろひっぱって引き離したけど、猫慣れしていない人だったらあきらめるレベルのかみつきっぷり。
ビニール袋に丸く穴が開くほどのかみっぷりがあまりにすごすぎて当方笑いとまらず。
だってさっき嘘だと思って軽く流した話がこんなにすぐ真実として実現するとは思わんやん。ちくわでも入ってる袋ならまだしも、パンにそんなに食いつく猫がおると思わんやん。エサは地域であげてる人がいっぱいいるみたいだからそんなに飢えてるわけでもなかろうに、そんなにパンが好きなんだろうか・・・
そういえば亡くなった祖父が野良猫がはいってきてかじるから菓子パンを洗濯ばさみでつるしてるって言ってたし、菓子パンが好きな猫っているものなのかしら・・・
パンの味的にはパン屋航路の方が好みだったからネコノテパンの方にはもぅ行かないかもしれないけど、この猫に会いにはいきたいかも(笑)そのくらい、帰りの電車でも思い出し笑いを繰り返してしまうほど強烈な思い出となりました。